スポンサーリンク

【第7回】那覇の景観資源-楚辺~泉崎周辺

前置き

「那覇の景観資源指定候補」の現状をシリーズで紹介します。

那覇の景観資源(都市景観資源)とは?
「都市景観の形成上重要な価値があると認められる樹木や石垣、拝所、建築物などを対象として、都市景観資源指定候補の選定を行い、所有者の同意を基に那覇市が指定した物件(資源)」のことをいいます。
第1回~6回景観資源指定候補集(PDF/8.9MB)
那覇の都市景観資源指定物件(PDF/2.5MB)

記事を書くにあたって4つの注意事項。
1、個人所有の物件は撮影許可等が発生するので紹介しません。
2、公園や街路樹などの所有者が公の物件のみを紹介します。
3、不定期で景観資源シリーズ記事を更新します。完結するかは不明です。(ここ重要)
4、景観資源指定候補集では、ナンバリングが地区を跨がりバラバラでうたれています。当ブログでは順不同で紹介します。

僕が見た印象を5段階で評価します。
5→選定当時と比べ、ほぼ変わらず残っている状態。
4→選定当時と比べ、変化が見られる状態。
3→選定当時と比べ、大きく変化が見られる状態。
2→選定当時と比べ、大きく変化見られる上に存続が危ぶまれる状態。
1→存在しない。

「景観資源候補」の中から「都市景観資源」に指定された物件は(都市景観資源)と記載しています。
これまでに更新した「那覇の景観資源シリーズ」のブログ記事はこちらをクリック

No.16

No.16:ハーバービューホテル横のデイゴ並木
場所:泉崎2丁目(Googleマップ)
所見:地域の人や観光客に緑陰を与え、春には花を咲かせ楽しませてくれる。
選定:1993年(平成5年)
状態:5
YouTube:0:08~

一言メモ:今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
手前の道路は候補指定以降に幅員拡張されていますが、デイゴはそのままの状態で残っています。

No.21

No.21:巨木(ホウオウボク)と井泉
場所:泉崎2丁目(Googleマップ)
所見:泉(泉崎)発祥の地となる井泉と枝ぶりの良いホウオウボクである
選定:1993年(平成5年)
状態:1
YouTube:0:27~

一言メモ:マンションが立ち並び、ホウオウボクも井泉も存在しません。残念なことに景観資源は失われています。
沖縄県立図書館に所蔵されている那覇の景観資源の冊子から場所を特定したので、この場所で間違いないと思います。

↑指定当時の写真(出典:那覇市の景観資源)

No.25

No.25:ハーバービューホテルのガジュマル(都市景観資源)
場所:泉崎2丁目(Googleマップ)
所見:玉城城跡より移植した樹齢150年の老木。ホテルのシンボル的存在である。
選定:1993年(平成5年)
状態:5
YouTube:0:48~

一言メモ:玉城城跡とは南城市にある県内最古級のグスクで、このガジュマルはそこから移植した老木です。
ボク個人的には、ホテルの景観や観光資源のための移植はやるべきではなかったと思いますが、今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
ハーバービューホテルは、上皇上皇后両陛下が沖縄ご訪問の際にご宿泊になられていたホテルで、今年中に運営会社が変更する予定です。会社が変わっても、ガジュマルは大事に保存してほしいです。

No.29

No.29:那覇市役所の緑の群生(都市景観資源)
場所:泉崎1丁目(Googleマップ)
所見:都心の中に安らぎと涼を与えてくれる。歩道との一帯整備を望む。
選定:1993年(平成5年)
状態:4
YouTube:1:13~

一言メモ:2013年に那覇市役所庁舎は建て直され、それに伴い緑の群生は減少しました。選定当時と比べ多少変化が見受けられます。
しかし、大規模な建て替え工事にしては、よくここまで群生を残したものです。いい仕事だと思います。

No.42

No.42:城岳小学校横のガジュマル2本(都市景観資源)
場所:楚辺1、2丁目(Googleマップ)
所見:楚辺地区のランドマークとして、歩道内に活かした道路整備が望まれる。
選定:1993年(平成5年)
状態:5
YouTube:1:31~

一言メモ:道路拡張工事で伐採される計画もありましたが、計画変更により幸いにも伐採されることなく、今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
最近の那覇市は都市化が進み、再開発が多く行われています。行政は自然や風土を活かした都市計画に務めるべきです。
このガジュマルは、沖縄県の名木百選にも選定されています。

No.146

No.146:市道泉崎楚辺線の並木(都市景観資源)
場所:市道泉崎楚辺線(Googleマップ)
所見:ピンク色に咲く満開の花が美しい、夏場は緑陰を提供し快適な道路空間を形成
選定:1999年(平成11年)
状態:5
YouTube:1:59~

一言メモ:撮影時季的に枝ぶりや葉の量が寂しい感じですが、今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
並木のほとんどがトックリキワタで形成されています。トックリキワタは「南米桜」とも呼ばれ、沖縄県出身の天野氏によって日本に持ち込まれました。10~12月ごろにピンク色の花を咲かせます。

No.155

No.155:字二中前のビルマネムノキ(都市景観資源)
場所:字二中前115(Googleマップ)
所見:緑の少ない駐車場に緑陰を提供し、地域のシンボルツリーである。
選定:2001年(平成13年)
状態:5
YouTube:2:14~

一言メモ:今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
泉崎りうぼうの駐車場にありますが、泉崎りうぼうは2019年2月で閉店しました。
琉球新報の報道によれば「テナントショップ併設の、新しい業態の店舗として開業する予定」とあります。新しい業態になってもビルマネムはそのままにして下さいね。

No.177

No.177:楚辺真地原のガジュマル(都市景観資源)
場所:楚辺1-14(Googleマップ)
所見:閑散とした駐車場内に、守られ残されたガジュマルは、地域へのやすらぎ空間を提供している。
選定:2003年(平成15年)
状態:5
YouTube:2:29~

一言メモ:今もほぼ変わらず選定当時の状態で残っています。
サンエー城岳食品館の駐車場にあり、ガジュマルの周囲はチンマーサーのように整備されています。撮影時季的に葉の量は少ないかもしれません。

記事中の情報

那覇の景観資源指定候補集(8.9MB)→こちら
那覇の都市景観資源指定物件→(2.5MB)→こちら
「那覇の景観資源」Googleマイマップ→こちら

代表してNo.42「城岳小学校横のガジュマル2本」の地図を掲載します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました