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真和志線街路事業は今後も停滞気味?

真和志線街路事業について那覇市は周辺住民に対し説明不足だ
地域幹線道路「真和志線」の繁多川松川線は、平均幅員が7mと歩道もない狭隘な道路です。周辺には小学校や高校もあり大変危険な状態なのですが、街路事業の進捗が芳しくありません。 それどころか、立ち退きを強いられる周辺住民に対しても那覇市は説明不足です。那覇市行政に対して批判を込め記事を書きました。

2019年4月13日に公開した記事「真和志線街路事業について那覇市は周辺住民に対し説明不足だ」の続編です。

聞いてみた

真和志線街路事業の今後の予定について、那覇市道路建設課の担当職員に聞いてみました。

平成30年度に事業完了予定でしたが、平成34年度(令和4年度)まで事業期間が延長されるという内容の手紙を前にいただきました。
また延長されることはあるのでしょうか?

あくまでも可能性の話ですが、再延長される可能性が高いです。
予算の面で・・・。

もし、再延長が決まった場合は、住民説明会を開きますか?

工事が始まる前には住民説明会を開催しますが、延長に際しては、まだわかりません。
前の説明会との間隔などもありますし・・・。手紙はお送りします。

私の祖母宅が事業の範囲内で立ち退き予定なんですが、いつ頃になりますか?

今後2~3年は特に予定はないです。
2~3年後なのか、さらに延びるのかは、国や県からの予算の状況で変わってきます。

※上記のやりとりは正確な文字起こしではなく、あくまでもニュアンスを記述しました。
※再延長は「あくまでも可能性」の話です。決定事項ではありません。

平面図

公文書公開制度(情報公開申請)で、真和志線街路事業の平面図のコピーを入手しました。

クリックで拡大

※公文書公開制度で入手した資料をネット公開するのは大丈夫なのか那覇市役所に問い合わせたところ「制限はありません」とのことでした。
※一部加筆しております。 ※A3用紙の平面図をスキャンしたJPEGデータです。

ちなみに、Googleマップに反映すると以下のようになります。

※上記の反映図(Googleマップ)は正確な平面図ではありません。大まかな範囲を示したものです。

市議会

2019年4月13日に公開した記事「真和志線街路事業について那覇市は周辺住民に対し説明不足だ」以降に更新された那覇市議会での質疑応答を紹介します。

平成30年(2018年) 12月定例会-12月11日

仲松寛議員:(前略)自転車を活用した健康増進や環境への負荷低減化、観光振興等を推進するため、自転車先進国ヨーロッパの取り組みを手本として車道路肩側を自転車専用道路(自転車レーン)として整備すべきと思いますが見解を伺います。

都市みらい部長:本市では、平成30年3月に、自転車通行空間の整備、公共交通機関との連携の促進、交通安全に係る教育及び啓発などを盛り込んだ那覇市自転車ネットワーク計画(基本計画編)を策定しております。那覇市自転車ネットワーク計画では、「いどう(移動)」、「つなぐ(繋ぐ)」、「いかす(活かす)」、「まもる(守る)」を基本方針とし、「いどう」において、那覇市が目指す将来自転車ネットワークを定めております。
今年度におきましては、自転車ネットワーク路線における自転車通行空間の整備に向けた整備優先路線や整備方針、路面表示などを検討しております。
今後、整備優先路線の整備を進め、ネットワークを構築してまいります。
なお、新たに都市計画決定いたしました都市計画道路城東城北線や古波蔵上線、真和志線においては自転車道等の整備を盛り込んでおります。

仲松寛議員:(前略)新たに都市計画決定された都市計画道路城東城北線や古波蔵上線、真和志線において自転車道の整備が盛り込まれたことにつきましても大きく期待をしたいと思います。(以下略)

平成31年(2019年) 2月定例会-02月12日

平成31年度市長の施政方針

城間幹子市長:(前略)(災害に強い都市基盤の整備で安全安心のまちづくり)石嶺線や真和志線、一銀線などの都市計画道路について、交通渋滞の緩和を図るほか、バリアフリー化等による安全で快適な歩行空間を確保するため、体系的な道路網の整備を進めていきます。

自転車道が真和志線に整備されるのは、平成22年12月定例会でも答弁されており、那覇市ホームページ上でも公表されています。これまで何度も見聞きしてきた計画です。

平成31年度 市長施政方針は、あらゆる政策や計画を網羅的に織り交ぜて演説しているので、あまり期待はできません。
実際、昨年 平成30年度市長施政方針でも「道路及び公共交通ネットワークの構築を目的に、都市計画道路真和志線、城東城北線の整備及びモノレールの延長にも取り組んでおります。」と真和志線街路事業について少しだけ触れていましたが、数年滞っております。”取り組んでおります”とは一体どういう意味なんでしょうか?
施政方針演説の後半に一言だけ触れた事業の進捗なんて期待できませんよね。優先順位は後回しなんだろうなぁと感じます。

まとめ

道路建設課の担当職員の話を聞いてみた印象として、曖昧な返答ばかりだったので今後の予定は未定なのでしょう。
事業期間の再延長の”可能性”もあるそうなので、5年後、もしかすると10年後まで引きずる可能性があります。

事業計画をしっかりと立てて、住民に通知してほしいですね。
延長やら、「まだわかりません」などの曖昧な返答では、立ち退きを強いられる我々市民は困惑します。

もちろん、国や県からの予算(ハード交付金)は政局に左右されますので、那覇市役所だけの問題ではありません。
2019年8月17日、沖縄タイムスが報じた「沖縄県内インフラ整備 40事業遅れ ハード交付金、7年で3割減  計画から8年遅れも」で詳しく書かれていますが、3年連続でハード交付金は減額されています。

沖縄振興一括交付金が本年度の2019年度まで3年連続で減額されているため、県内のインフラ整備など40事業以上で大幅な遅れが生じていることが16日までに分かった。中には当初計画から8年遅れる見込みの事業もある。本年度の沖縄振興公共投資交付金(ハード交付金)は532億円で、12年度予算比で31%減だった。県は2020年度のハード交付金について19年度の約2倍に当たる1013億円を確保するよう政府に要請したが、実現の可否によっては事業がさらに遅れる可能性もある。

引用:沖縄タイムス

那覇市議会議事録をみても、真和志線街路事業の停滞はハード交付金の減額がモロに影響しています。

平成29年度の街路事業は、那覇市内9路線の整備を予定しており、沖縄振興公共投資交付金、いわゆるハード交付金を活用して事業を行っております。
平成29年度予算の事業費ベースでは、平成28年度当初予算額14億6,109万5,000円に対し、5億382万3,000円で、対前年度比9億5,727万2,000円減の34.5%となっております。その中でも真和志線は前年度比19.2%と低くなっております。真和志線は、平成24年度に事業認可を受け、平成25年度から物件調査や用地交渉を順次進めており、次第に地権者の方にもご理解を得られてきている状況にありますが、今回の予算減額により地権者自身の移転準備や計画が遅れるなどの影響を与えることになります。

平成29年(2017年)那覇市議会2月定例会・建設管理部長の答弁

政局、市政、行政、多岐にわたる問題が、我が家にも直撃しています。

記事中の情報

那覇市役所道路建設課「真和志線」→こちら
那覇市役所→こちら
那覇市議会→こちら

キーワード:真和志線,市道繁多川松川線,神原識名線,那覇市広域都市計画,松川小学校,沖縄工業,道路拡張,3・4・那88号真和志線

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