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首里城正殿区域を見学。(2020/03/29)

政府は首里城再建の工程表を決定し、2026年までに再建を目指すと発表しました。
現在、首里城公園では瓦漆喰はがしボランティアを募り、再建に向けた作業を進めています。

2020年3月29日、首里城正殿の見学へ行ってきました。火災後、正殿部(有料区域)に入るのは初めてです。

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首里城正殿には約5万枚の瓦が葺かれていたそうですが、木造の正殿は火災時に焼け落ち、瓦は約15mの高さから落下しました。その衝撃でほとんどが割れてしまい、割れずに残った正殿の瓦はほんの数枚しかないそうです。
上の写真の瓦は、奇跡的に残った正殿龍頭下に葺かれていた瓦です。

ちなみに、見学日(2020/3/29)は、南殿の瓦漆喰はがしをしていました。
コンクリート造りの北殿・南殿は、使える瓦が比較的あるそうです。

瓦についた漆喰を剥がしたあとは、上の動画のように打音検査を行います。
打音検査は漆喰をキレイに剥がさないとできないそうで、折角キレイに漆喰を剥がしても使えない瓦があるそうです。
使えない瓦は、「瓦石垣」などに利用するほか、粉砕し新しい瓦に混ぜる案もでているそうです。

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龍柱

龍柱は、奉神門の前に運び出され展示されるそうです。
GW期間中には、正殿部に仮設の道路を作り、遺構部分も公開する予定のようです。

新型コロナウイルス感染症の影響で、城郭内の施設は休園しています。
龍柱・遺構の公開についても中止や延期があると思われます。詳しくは首里城公園ホームページでご確認ください。(追記:2020年4月23日)

写真集

↑淑順門から入場。

↑ブルーシートは遺構部分です。

↑たくさんのボランティア。

↑丁寧に漆喰を剥がしていきます。

↑女官居室

↑復元されたばかりの女官居室の壁も焼けています。

↑輻射熱で溶けたカラーコーン

↑炭化した柱

ボランティア

首里城公園では、瓦漆喰はがしボランティアを募っています。
2020年4月26日まで実施する予定なので、みなさんもぜひ参加してみては?

首里城赤瓦の漆喰はがしボランティアについて

新型コロナ感染症の影響で、実施日時に変更があるかもしれないので、詳しくは首里城公園のホームページをご覧ください。→首里城公園HP

記事中の情報

首里城公園→こちら
瓦漆喰はがしボランティアについて→こちら
2020/03/21更新:首里城再建の様子(2020/03/21)
2019/11/01更新:【写真】在りし日の首里城正殿
2019/10/31更新:首里城の火災
2019/04/04更新:2014年に撮影した首里城
2019/03/03更新:首里城御内原が復元された
キーワード:首里城再建,首里城の写真,琉球王国,御百浦添,うーちばら,首里の大奥

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この記事を書いた人
まぁびぃ

ハンドルネーム:まぁびぃ。
1995年1月30日、沖縄県那覇市出身。
2007年から2017年までは、Amebaでブログ運営をしていました。
現在は、WordPressで運営しています。
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