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新那覇市民会館について-その3

2018年12月9日に更新した記事「新那覇市民会館について-その2」の続編です。

新那覇市民会館について-その2
那覇市文化芸術発信拠点施設(新市民会館)の欠点について書きました。
はなーと

2019年9月25日、那覇市は新市民会館(文化芸術発信拠点施設)の名称が「那覇文化芸術劇場 なはーと」に決定したと発表しました。
「那覇文化芸術劇場 なはーと」は、久茂地小学校跡地に建設中で、2021年度に開館を予定しています。

市議会のその後

「新那覇市民会館について-その2」以降の那覇市議会議録や陳情をまとめます。
※以下、質疑応答の文章は、那覇市議会会議録より引用しています。
※文章中、省略してる箇所があります。全文は各会議録のリンクより確認ください。

平成30年(2018年)11月26日-陳情

件名 久茂地小学校跡地での小ホール付き市民会館建設計画の見直しを求める陳情書

陳情の趣旨
1.新市民会館建設計画(心文化芸術発信拠点施設建設計画)の一部見直しを求めます。
2.小ホールをなくし、大ホールだけにするよう設計変更を求めます。

陳情の理由
1.特に300席の小ホールは不要です。新報ビルに600人ホールがあり、平日20~40万円で使用できます。タイムスビル300人収容、国立劇場沖縄に255人、那覇市の経営するテンブス那覇に250人収容できる小ホールが有ります。那覇市経営のテンブスが赤字経営なのに、更に小ホール建設が必要でしょうか。何故、テンブス那覇と目と鼻の先に隣接する久茂地小学校跡地に300人の小ホールが必用ですか?
1つの考えですが、小ホールがなければ十分予算内に収まり、30億円程度の予算が節約できる可能性が有ります。節約できた予算を困窮児童対策に回すことを緊急的に決定して頂き、他市町村、他府県から尊敬される那覇市政運営を行って頂きたい。

2.一銀通りの拡張工事が計画されるのは市民会館建設の為でしょうか。ただでさえ厳しい、那覇市道路予算のはずです。各所で整備が必要な道路箇所が有る中で、那覇市として市民会館建設・道路行政をいかに考えるべきか、お判りのはずです。

3.設計変更の時間がかかる、予算がかかるという人がいます。しかし設計変更はさほどの労力でがありません。また、仮に、設計変更に1億円かかるとします、しかし、およそ30億円の節約ができれば、差し引き29億円の節約になります。根本的問題として、発注者側つまり那覇市側に提案を促す指導が有ったのでしょうか。公共工事だからこそ、提案力と真摯な態度が問われます。

4.なお申し上げるなら、ただ建物を保存するだけの旧市民会館保存は止めて頂きたい。那覇市も、沖縄県もそんな余裕のある財務状況でがありません。市民会館小ホールをやめて仮に30億円、旧市民会館の保存を無しにして仮に10億円の合計40億円が節約できるならば、その予算は困窮児童対策や若い人の学習助成費用に回して頂きたいと願います。

5.もう1点、当初、お願いした公開資料の中に道路図のみであって、肝心な市民会館平面図等が公開対象にならなかった理由は何故でしょうか。これは市民会館担当課長の判断ですか。それとも那覇市長の耳にも入った上での、市長の判断も入っているのでしょうか。

陳情内容はこちらより引用・キャプチャ

平成30年(2018年)12月定例会-12月10日

桑江豊議員:(新文化芸術発信拠点施設に)隣接する17区画の権利者の皆様と敷地拡大について話し合ってきたと思いますが、その進捗状況を伺います。

市民文化部長:これまで隣接する17区画の権利者の方々と敷地拡大についてご相談してまいりましたが、最終的に6区画のご了承をいただきました。
(中略)同意をいただいた6区画の敷地拡大により、大型トレーラーなどの搬入車両の転回スペースや市道久茂地27号への車両や来館者の動線の確保が可能になります。
これによって懸念されております一銀線への負担軽減や来館者の利用性の向上を合わせて、本施設の目指すにぎわいの創出にも大きな効果があるものと考えております。

会議録はこちらより引用

平成30年(2018年)12月定例会-12月11日

上原仙子議員:(前略)現市民会館は平成28年10月末に休館となり、2年余りが過ぎました。この休館によって、それまで市民会館を利用していた学校や団体等が利用できなくなったことによる負担について、当局が把握するその内容と見解を伺います。

市民文化部長:学校によって対応策は異なりますが、市外のホールを使用するための負担をおかけしているほか、各家庭で児童を送迎するなどのご不便をおかけしていると伺っております。
その一方で、送迎などの負担が生じないよう、学校の体育館などを使用している学校もございます。
劇場の学校利用につきましては、劇場に行く機会をつくることや質の高い文化芸術に触れる機会の提供、劇場の舞台という特別な空間に立ち発表する経験、そこで鑑賞することを経験することで、子どもたちが感動を覚え、成長する場となると考えており、子どもたちの重要な体験だと考えております。
次世代を担う子どもたちの育成という観点からも、そういったご負担、ご不便がないよう、一日も早く拠点施設を提供できるよう取り組んでまいります。

上原仙子議員:なぜこのような質問をしたかと言いますと、新文化芸術発信拠点施設の整備について、これまでの市長や部長の答弁の中に、負担や不便をかけているということがたびたび出てまいりました。
しかし、これまで2年間、さらにこれから開館するまでの3年近く、負担や不便をかけることに対し全く何の策も講じないのかと疑問を感じておりました。
先ほどは、特に学校についてご答弁をいただきましたが、私が聞いたところでは、例えばお隣の浦添市や豊見城市、遠くは沖縄市のホールを利用する学校もある。バスの貸し切りや、市外ですから減免措置のないホール使用料、こういった費用がPTAの予算から出ていることをご存じでしょうか。
この状況を、PTA、学校が勝手に判断してやっていることだからと片づけられてしまっては、何のための文化の振興かと言いたくなります。
ちょっと愚痴っぽくなりましたけれども、新しい市民会館ができるまでの5年、6年もの間、小学生、中学生、高校生、この多感な時期にホールに立つ喜びや鑑賞の機会を失ってしまうことは、非常に残念なことであります。
私も長くコーラスをしていましたので、ホールで歌うことと体育館で歌うことの違いというのはよくわかっているつもりでありますし、城間市長も同じくそのご経験からおわかりになっていることと思います。
そこで、市民会館を利用できないために生じている不便、負担の軽減や、文化芸術に触れるという観点から、これからの3年間、何らかの予算措置や対策を行っていただきたいと要望いたしますが、見解を伺います。

市民文化部長:市民会館の利用につきましては、文化芸術に触れる子どもたちの貴重な機会であります。拠点施設が開館するまでの3年間には、今後どのようにしたら文化芸術に触れる機会の創出ができるのか、検討してまいりたいと考えております。

上原仙子議員:急な予算措置というのも難しいだろうとは思いながら申し上げているんですけれども、ぜひどこからか捻出して、それから、またできることがきっとあると思います。よろしくお願いいたします。

会議録はこちらより引用

平成30年(2018年)12月定例会-12月26日

議案第129号、那覇市新文化芸術発信拠点施設建設工事(舞台照明)請負金額4億7,520万円→賛成多数で可決
議案第130号、那覇市新文化芸術発信拠点施設建設工事(舞台音響)請負金額4億9,572万円→賛成多数で可決

平成31年(2019年)2月定例会-2月19日

前泊美紀議員:(前略)市長の政治姿勢について。2019(平成31)年度施政方針から次を問います。
文化芸術の発信とまちづくりの中から、新文化芸術発信拠点施設の運営方針を問います。とりわけ社会包摂、館長の考え方、中心市街地活性化等を期待するエビデンスと施策展開について問います。

市民文化部長:(前略)館長の考え方につきましては、他の施設では、施設の顔として著名な芸術家を館長としている事例もございますが、新たな施設では、平成29年度に策定しました管理運営実施計画を基に、開館後当面は直営する予定でございますので、行政担当者が館長となり、劇場、音楽堂などでの企画運営の実務経験を持つ専門家、専門職をプロデューサーとして配置する計画としております。
次に、新文化芸術発信拠点施設に地域活性化を期待する理由といたしましては、多数の商業施設や宿泊施設が立地する地の利がございます。
与儀の那覇市民会館では、年間11万人の市民、県民の利用がございました。
新たな施設は、公共交通の利便性の高い地域にあることや、施設の機能、立地条件、本市の事業展開などから、さらに多くの市民、県民に利用していただけると考えており、国際通りに市民、県民を呼び戻すことも期待しております。
また、国際通りに近いことから、本市の誇る文化や魅力あるコンテンツを発信することで、観光客の利用も見込まれます。
施設を利用する市民、県民や観光客などが、公演の前後に施設周辺へ足を延ばし、店舗等を利用することで新たなにぎわいを創出することが期待できます。
また、夜に楽しめる那覇ならではのナイトアミューズメントの場として提供することで、那覇の魅力の向上や観光客の那覇での宿泊数の増加につながることも期待でき、中心市街地の活性化、観光や経済などへの波及効果をもたらしていくことを期待しているものであります。

会議録はこちらより引用

平成31年(2019年)2月定例会-3月15日

議長:議案第34号、工事請負契約について(那覇市新文化芸術発信拠点施設建設工事(舞台機構))を議題といたします。
厚生経済常任委員会委員長の審査報告を求めます。平良識子厚生経済常任委員会委員長。

平良識子厚生経済常任委員会委員長:ただいま議題となりました、議案第34号、工事請負契約について(那覇市新文化芸術発信拠点施設建設工事(舞台機構))について、厚生経済常任委員会における審査の概要をご報告申し上げます。
当局より、今回の工事請負契約は、平成31年1月10日開札の制限付き一般競争入札の結果、請負金額9億1,476万円で、森平舞台機構、國和設備工業、比嘉工業の共同企業体が受託し、仮契約を締結している、との説明がありました。
委員から、今回で最後の工事の契約だと思うが、今回の入札には何団体が参加されたか、との質疑がありました。
当局から、JV届けは2JV、入札は1JVであった。8件の工事が計画されていたが、今回の工事で最後の1件となる、との答弁がありました。
別の委員から、新市民会館の管理については、当初は直営となるか、との質疑がありました。
当局から、実施管理運営計画の中において、直営でスタートすることとなっており、その予定である、との答弁がありました。
以上、本委員会における審査の概要をご報告申し上げましたが、結論として可否同数となり委員長採決で議案第34号については、同意すべきものと決しました。以上、ご報告いたします。

討論へ

湧川朝渉議員:日本共産党の湧川朝渉です。日本共産党を代表して、議案第34号、工事請負契約に賛成の立場で討論を行います。
新文化芸術発信拠点施設、いわゆる、新市民会館は、沖縄振興に資する事業として、国、県の認定を受け、2012年度から一括交付金を活用して行われています。昨年、建築工事、電気設備工事及び機械設備工事などの契約が那覇市議会で可決され、2018年12月3日には安全祈願祭が行われ、既に建設工事に着手され、2021年3月に完成、2021年度中の開館を予定しています。
議案第34号は、新市民会館の舞台機構の工事契約であり、新市民会館の完成のための重要な工事契約です。
新市民会館は、私たちの先人、ウヤファーフジ(祖先)から受け継いできた沖縄の伝統文化を大事に守り育てるとともに、新たな文化の創造や交流機会の提供、質の高い文化・芸術の鑑賞機会の提供など、文化・芸術の持つ力を生かして、人・まちを元気にし、魅力ある那覇市を形成していく、施設です。
与儀公園に隣接する現市民会館は、年間約14万人以上の利用者がありましたが、耐震や老朽化のため、利用者の安全を確保するために、やむを得ず2016年10月から休館となっています。
そのため、県内随一の都市型公共劇場となる新市民会館の早期完成は、32万那覇市民だけではなく、文化、芸術、教育、福祉関係者など、多くの県民の切実な要望ともなっています。
那覇市文化協会や那覇市社会福祉協議会などからも、早期建設・着工の要請書が市長に提出されています。そして地元住民からも、利用する文化、芸術、教育、福祉関係団体を初め、多くの市民、県民からも早期完成への願いと期待が広がっています。
議案第34号は、新市民会館の舞台機構の工事契約であり、新市民会館の完成のための重要な工事契約です。この議案に反対することは、建設工事が既に行われている新市民会館の完成に向けた取り組みを妨害する行為であり、文化・芸術・教育・福祉関係者、市民、県民の早期完成の願いを裏切ることになります。
厚生経済常任委員会で、この議案に反対した、自民党やなは立志会は、市民に対して、どのような説明ができるのでしようか。反対のための反対ではないでしょうか。
新市民会館は、文化芸術の振興と発信、新たなナイトコンテンツ、エンターテイメントの創出など、観光や中心商店街の活性化にも必要な施設です。
新市民会館では、大小複数の練習室と柔軟な利用形態で市民の文化創造活動を支援するとともに、児童青少年や文化芸術関係者へ向けたワークショップを通じ、次世代の文化活動を担う世代や支える専門人材を育成する事業も行う予定です。
また、中心市街地に立地する特性を生かし、観光客向けの参加・交流型ナイトアミューズメント公演で那覇市の伝統文化を発信する事業や地域の商店街と連携することで市街地へにぎわいを波及させることにもなります。
以上の理由から、議案第34号、工事請負契約(那覇市新文化芸術発信拠点施設建設工事(舞台機構))に賛成するものです。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。

奥間亮議員:ただいま議題となっております、議案第34号、工事請負契約について(那覇市新文化芸術発信拠点施設整備工事(舞台機構))に対し、反対の立場から討論を行います。
初めに、今回の契約議案については、その契約の手続きや中身については賛同するところでありますが、いまだに新市民会館に反対する市民が多いことなども鑑みて、賛成することはできず、議案としては反対するものであります。
以前から主張しているとおり、自民党会派は新市民会館を建設することそのものに反対しているわけではありません。なぜ、今まで市長部局はしっかりと基金を積み立ててこなかったのか。かといって市長みずからが必死になって国から予算を確保しているわけでもない。一括交付金を8割活用すると市民に説明しながら、今回8割充当できる配分額にもかかわらず6割しか計上しない。市町村間流用はほかのソフト交付金事業に配分できると言いながら、最初から8割充当する気がない。できるのにやらないということは、市民に対して言っていることとやっていることが違っているのであります。
そして、今後その他の一括交付金事業に影響が出ないような予算の確保も担保も取れていない。
我々は一期生以外の会派の議員でありますけれども、久茂地小学校跡地に新市民会館を建設することについては、予算の確保もしっかり行った上で、周辺整備を十分に行うことを前提に、平成26年まではさまざまな指摘をしながら総論として認めてきましたが、5年前からこのような進め方には反対をしており、渋滞の懸念も解消できておらず、予算の確保の観点からも建設場所の見直し等々、計画の変更を考えるべきだと訴えてまいりました。
周囲の用地取得についても、当初は17区画を予定しており、17区画を拡張することによって渋滞を解消する、当局はそのような答弁をされてきましたが、反対の声などがあり結局17区画中、6区画しか取得の賛同を得られておりません。周辺整備や渋滞解消の最初の見込みは、既にできなくなっているわけであります。
そもそも、3候補地の交通渋滞のデータ的・数値的なシミュレーション比較検討もされていない。同時に、収支のシミュレーションも比較検討されておらず、実際に文化投資額という名の赤字は3.9億円と那覇市みずからが試算をし、これまでの2倍以上の赤字になる試算となっています。
パブリックコメントの結果も賛成意見はなく、否定的な意見ばかりであるにもかかわらず、そのまま事業が進められております。
近年はPFI※の手法が進み、ほとんど税金をかけずに大型の公共施設を建設する事例が多く出てきているにもかかわらず、一度もPFIの検討がなされていません。
現在は既に着工され工事が進められておりますが、PFIによる建設等の方法の変更により、事業費の削減は今からでも可能であると考えております。事業費が削減できれば、まさに文化や福祉、さまざまな予算に使えることになります。
したがって、反対することによって再検討を促すものであります。
このように、いまだ新市民会館の計画変更や見直しを求める市民からの陳情が出されており、多くの市民が現在の計画には反対している以上は、今回の契約議案にも賛成することはできず、反対するものであります。以上です。
※PFIとは→こちらをご覧ください。

賛成多数で可決。

会議録はこちらより引用

令和元年(2019年)5月8日-陳情

件名 市道久茂地9号線の縮小について(陳情)

陳情の趣旨
①車道を7mにする
②歩道に樹木を植えない
③車道と歩道の高低差は現状維持
④電柱の埋設

陳情の理由
久茂地3丁目大通り会は「市道久茂地9号線」の車道縮小(現在9mを6mにする案)と歩道拡張(現在片道1.9mを3.4mにする案)に反対の意向を強く示し、賛同書を集めました。大通り会としては、車道縮小により、下記の心配や不安を募らせています。
1.交通量は多くなることによる事故等が増える。
2.納品業者や一般客が著しく不便になる。
3.樹木の管理は、通り会にとって新たな負担になる。
4.土地の資産価値が下落する。

基本的には、那覇市民会館が出来て、人通りは増加、「市道久茂地9号線」はきれいになるので、賛成である。しかし、上記の不安・心配を解消され、より良い通りにしていく為に、大通り会の要望を是非、取り入れることを陳情申し上げます。

これまでの9mの沿道で商売をしてきた者たちとして、今より車道を3mも縮小されるということは、弊害が発生し、とても黙認できません。
以上により、「那覇市議長殿」に3丁目大通り会の意向を組んで頂き、大いなる歓迎の気持ちで那覇市民会館の落成を待ちたいと思います。

陳情内容はこちらより引用・キャプチャ

令和元年(2019年)6月定例会-6月13日

下地敏男議員:(前略)久茂地小学校跡地に新市民会館建設工事が進んでおります。それに伴って市道久茂地9号(通称病院通り)の歩道拡幅整備工事が進んでおります。
その経緯、現状、課題及び提出をされている陳情に対する市当局の見解を伺います。

都市みらい部長:本市では、久茂地小学校跡地への新文化芸術発信拠点施設建設を契機に、久茂地・牧志地域のまちづくりを考えるまちづくりワークショップを、平成27年6月から平成28年3月まで計7回開催し、市民の意見を踏まえ、久茂地地区まちづくり計画を策定しております。
久茂地地区まちづくり計画における道路整備の方針として、誰もが安心して歩くことのできる回遊性の高いまちの形成を目指し、歩行者優先ゾーンとして中心市街地の活性化を図ることとしております。
その方針に基づき、本市はまずは一銀線と久茂地9号、病院通りでございますけれども、それを優先的に整備することとし、久茂地9号の整備計画に当たっては、道づくりワークショップを平成30年3月から同年6月まで計3回開催し、市民の意見を踏まえて設計を行っております。
ワークショップ等で確認された道路整備の現状と課題等につきましては、1つ目、路上駐車で歩きづらく夜は車も通りにくい。2つ目、違法駐車対策、車の減速ルールが必要。3つ目、電線類地中化の検討。それから4つ目、市道久茂地9号断面構成の変更による歩道拡幅の検討。5つ目、街路樹の整備など快適に歩ける空間の形成。それから交通マナー改善に向けた意識啓発などとなっております。
提出されている陳情のうち、現計画の車道幅員6メートルを7メートルとすることを求めることについて、本市の見解は次のとおりでございます。
第5次那覇市総合計画、それと那覇市都市計画マスタープラン、それから那覇市交通基本計画などの上位計画による本市の道づくり方針は、人中心のまちづくりを基本理念として、過度に車に頼り過ぎず、公共交通や徒歩・自転車などでまちのどこへでも快適に移動できることを目指し、久茂地9号を含む那覇中央地域においては、回遊性のある観光・商業地の形成を進め、歩行者優先ゾーンを設置し、地元客や観光客が快適に歩ける歩行空間を整備することとしております。
また、久茂地地区まちづくり計画においては、市道久茂地9号は、断面構成の変更により歩道拡幅を検討することとしております。
歩道拡幅に当たっては、道路法に基づき制定された道路構造令及び那覇市道路の構造の技術的基準等を定める条例に基づき幅員を決定しており、同法令によると、歩道の幅員は、歩行者の交通量が多い道路にあっては3.5メートル以上とするとされております。
久茂地9号は現在でも多くの歩行者が往来していますが、現在建設中の新文化芸術発信拠点施設の開館時における交通増加量予測では、久茂地9号においては、公演終了後に最大2,000人の方が退館した場合、480人から660人の歩行者の増加を見込んでおり、退館時の増加分だけでも国の設計要領に示す目安に達していることから、今回整備する歩道幅員は、両側約3.5メートルとしております。
また、今回の整備計画は、久茂地地区まちづくり計画で示されているとおり、現道幅員約13メートルのまま断面構成を変更することから、現道幅員を確保し、残りの幅員6メートルを車道幅員としております。

会議録はこちらより引用

令和元年(2019年)9月定例会-9月10日

野原嘉孝議員:(前略)新市民会館には駐車場が少ないので、送り迎えをするお客様も多くなると思います。利用者の乗降スペースをどのように考えているか、お伺いします。

都市みらい部長:新文化芸術発信拠点施設への来館につきましては、できるだけ公共交通機関や徒歩や自転車などのご利用を推奨しております。
足の不自由な方々など自動車をご利用しての来館は、拠点施設敷地内に設置される専用駐車場や車寄せ、それから一銀線に設置される停車帯をご利用して乗降をお願いしたいと考えております。
また市道久茂地9号につきましては、道路幅員が約13メートルの中で歩道拡幅を行い、歩行者優先ゾーンにおける快適な歩行空間の確保を図ることから、車両乗降場の設置は予定しておりません。

野原嘉孝議員:久茂地9号、車両乗降スペースは検討していないということです。計画にないということですが、しっかりと確認、検討していただきたいと思います。というのは、次に久茂地9号の交通解析をすることになったようですけれども、その内容と目的についてお伺いします。

都市みらい部長:交通量調査の内容としましては、車両(自動車、バイク、自転車)及び歩行者の交通量や駐停車車両数(種別ごと)の計測を行う予定でございます。

野原嘉孝議員:この時期になってまた交通解析ということですので、久茂地9号の通り会の皆さんともしっかり合意形成ができるような体制をとっていただきたいと、これは要望いたします。

会議録はこちらより引用

写真

↑一銀通り

↑市道久茂地9号線(病院通り)

敷地拡大

候補地選定や予算(一括交付金)については、過去の記事でも触れているので今回は省きます。
当記事では、隣接用地取得(敷地拡大)について書いていきます。

2019年2月定例会(3月15日)の討論で、奥間亮議員が「周囲の用地取得についても、当初は17区画を予定しており、17区画を拡張することによって渋滞を解消する、当局はそのような答弁をされてきましたが、反対の声などがあり結局17区画中、6区画しか取得の賛同を得られておりません。」と述べています。

2014年6月に策定された「那覇市新文化芸術発信拠点施設(新市民会館)の基本計画」にこのように記述されています。

今後検討が必要な課題の整理
●建設予定敷地の拡大
周辺環境等に配慮しつつ、拠点施設に必要な機能諸室を配置するためには、敷地拡大を視野に置いた検討が必要になります。
その際、施設の配置のみならず、地域の居住環境への配慮や地域活性化の効果等、幅広い視点での検討が必要になります。
施設での公演終演時に観客が一斉に退館する際、県道那覇内環状線(一銀通線)で歩行者の混雑が予想されるため、県道那覇内環状線(一銀通線)以外の道路への分散化を目的として、出入口も複数設けるなどの検討は必要になります。また、施設出入り口から歩道までの施設内での溜まり空間の確保について検討は必要です。
拠点施設の機能や周辺地域との連携効果などを高めるため、施設周辺のモノレール駅からの接続性の強化や国際通りや周辺の中心市街地などへの連続性の強化のため、市道久茂地9号線とのつながりについても検討する必要があります。

引用:那覇市新文化芸術発信拠点施設(新市民会館)基本計画|PDF 37~38頁

2017年9月定例会(9月25日)の会議録には、「協力を得られていない箇所は5区画であり、理由としては、”久茂地に残りたい”や”現時点で収益が上がっているから”」とあり、また、「強制はできないため、事業スケジュールに遅れが出ないよう、ある程度の期限を設定し、合意の得られた範囲内で計画を進めていく」ともあります。

隣接する地権者からも計画通りの合意を得られず、久茂地3丁目大通り会からは歩道拡張(車道縮小)を反対される始末。

総事業費(一括交付金の割合)、渋滞対策、文化投資額(維持費)諸々、不安いっぱいの「那覇文化芸術劇場 なはーと」ですが、良い施設になってほしいですねぇ。

記事中の情報

那覇市役所HP→こちら
那覇市議会HP→こちら
文化振興課→こちら
※当記事は、「那覇市役所」「那覇市議会会議録」より多数引用しています。

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この記事を書いた人
平田 朝晃

ハンドルネーム:まぁびぃせんせー。
1995年1月30日、沖縄県那覇市出身。
2007年から2017年までは、Amebaでブログ運営をしていました。
現在は、WordPressで運営しています。
詳しいプロフィールはこちら

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