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西原町-内間御殿のコスモス

2019年2月2日に更新した「中城城で14世紀前半頃の城壁が発見された」の撮影のため、中城城跡への行きしな、内間御殿のコスモスを見てきました。
枯れている花も目立ち見頃は過ぎていた印象ですが、フクギを囲むように一面に咲くコスモスはキレイでした。

写真集

↑横に枝をのばすフクギって珍しいよね

↑コスモス

↑多くの人の姿。フクギの木陰で見ると風情があります。

蜷川実花っぽい写真になりました

内間御殿とは?

尚思紹尚巴志が三山統一を果たし琉球王国を建国します。子や孫たちが王位に即き第一尚氏王統が続いていきますが、63年間(7代)とそう長くは続きませんでした。
尚巴志がまだ三山統一を果たす前、中山国察度王統(武寧)を滅亡させ、北山国を討伐する1年前の1415年に伊是名島で誕生したのが金丸。後に第二尚氏王統を開祖します。
伝説では伊是名島で農業に勤しんでいた金丸は、農業の手法で島民から迫害を受け(もしくは美男子だったため迫害を受け)沖縄本島へ渡ります。(島民は殺害計画を企てたとか)
首里の龍潭で食事をしてた金丸は、越来王子(後の第一尚氏6代王尚泰久)と運命の出会いを果たし家人となります。
越来王子の勧めにより尚思達王代に家来赤頭、尚金福王代に黄冠へと出世します。※後付説もある。
越来王子が第7代国王に即くと、金丸は内間領主に任命されます。この内間御殿はその時の邸宅跡に建てられた神殿です。
その後の第二尚氏王統へ移り変わるクーデターの話は長くなるでの端折ります。

年代は不明ですが、羽地朝秀が旧邸宅跡地に茅葺きの建物をつくらせ、1679年に重修し周囲を竹垣で囲います。1689年に樫木と瓦で重修し「東江御殿」という神殿となります。
1706年には西原間切の住民が西江御殿を普請します。
沖縄戦で木造建造物は破壊されましたが、石垣などは残りました。現在はトタン屋根の質素な拝殿が再建されています。(国指定史跡)

伐採問題

西原町教育委員会は「内間御殿整備事業」の一環で、御殿周辺のフクギやガジュマルの伐採や剪定を行いました。
事業理由としては「根が石垣を持ち上げ、崩れる原因となるから」と説明しています。(実際に崩れていた)
その際、推定250年以上にもなるフクギが伐採され問題になりました。

琉球新報の記事から抜粋しますと

根元から切り倒したものと高さが2.5m程度に伐採された木が合わせて7本ある。
町教育委員会は「風が吹き木が揺れると、根に振動が伝わり、根っこから石積みに影響すると考えられ枝切りした。根元から切った木は傾いており、幹が空洞化していた。台風時に倒木の恐れがあり、近隣住民からも心配する声が寄せられていた」と説明。
地元の自治会長も、地域として道側に傾いている木は倒木の恐れがあるとし、伐採の要望を出していたと語る。
「4~5年前に内間御殿のガジュマルが倒木したことがあり、これが民家側だったら危なかった。また葉が生い茂って暗く、不審者対策としても枝切りで見通しがよくなったのはいいと思う」と自治会長は話している。
一方で植物の研究者からは「樹齢250年とも推定されるフクギが伐採され、内間御殿の景観が変わっている。石積みもフクギも両方が共存する方法は取れなかったのか」と疑問の声も上がっている。
ー引用 琉球新報:内間御殿 フクギ伐採「残念」 専門家ら「景観変えた」よりー

確かに伐採されたフクギがあった場所のすぐ目の前には住宅がありました。住宅側に倒れたら相当な被害が予測されます。

しかし僕は「自然や文化は極力残すように努力するべき」と日頃から思っているので、剪定は良しとしても、伐採したフクギに関しては「移植はできなかったのか?」「支柱などで維持できなかったのか?」と思ってしまいます。
よそ者が好き勝手なことを言うなと思われるかも知れないけどね。
でも住宅に被害があってからは遅いので仕方ないのかな~。難しい問題です。
自然や文化が失われたというニュースを見るたびに、先人や後世の人に対して申し訳ない気持ちになります。
何百年に渡り受け継がれてきたものを、僕たちは後世へ受け渡す義務があると思うのです。
「邪魔だから」「面倒だから」「意味ないから」と勝手な理由で途絶えさせてはいけないと思うのです。

記事中の情報

西原町「内間御殿」→こちら
住所:沖縄県中頭郡西原町嘉手苅59(内間御殿)
住所:沖縄県中頭郡西原町嘉手苅51−1(西原町コスモス畑)

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この記事を書いた人
平田 朝晃

ハンドルネーム:まぁびぃせんせー。
1995年1月30日、沖縄県那覇市出身。
2007年から2017年までは、Amebaでブログ運営をしていました。
現在は、WordPressで運営しています。
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