那覇市「松川公園」では、一足早くデイゴが開花しています。
デイゴは「沖縄県の花」に選定されており、県民にとって馴染み深い花です。
しかし近年はデイゴヒメコバチによる侵食被害で、花を見かけることが少なくなりました。
注入薬による対策も徐々に行われていますが、完全復活はまだまだな印象です。
昨年、一昨日はそれなりに花をつけていましたが、最盛期に比べちゃ三~五分咲き程度なんじゃないでしょうか。
標本木は?
沖縄気象台のデイゴの標本木は与儀公園内にあります。開花の平年値は4月1日です。
この木に花が咲かなければ、デイゴの開花は宣言されないわけです。
今日現在はまだ咲いていませんでした。(2019年2月17日)
松川公園のデイゴの木は、相当早咲きですね。
ちなみに、八重山日報の2019年2月9日付の記事によると、竹富島でも一足早くデイゴが開花しているそうです。
→八重山日報:2019/02/09「デイゴ開花 竹富島で一足早く」
沖縄には「デイゴが満開の年は、台風の当たり年」と言い伝えがありますが、今年はどうなるでしょうか?
記事中の情報
沖縄気象台「生物季節観測」→こちら
2018/04/30更新:デイゴとテッポウユリ
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