那覇市銘苅にある「シグルクガー(直禄井泉)」が改修され、フェンスに囲われ立入禁止になっていました。落石や樹木落下の危険性があるからのようです。
シグルクガーは、玉城朝薫作の組踊「銘苅子」ゆかりの井泉で、中山王が首里城の龍樋の水と味比べをしたと伝わる名泉です。日本各地に残る羽衣伝説の一説の地でもあります。
新井泉
フェンスの前に、新たに井泉が作られており、地下水道から湧水が引かれています。
湧水は健全のようです。
前に撮った写真
2012年1月に撮影したシグルクガーの写真が残っていました。この頃は、排水の整備もされておらず泥濘んでいました。
昨年、2019年7月にも訪れました。この頃はギリギリ改修前でした。
旧井泉のプールはこんな感じ。水底にはお賽銭もチラホラありました。
危険性があるので立入禁止になったのは仕方のないことですが、景観的には大きく損なわれてしまいました。
記事中の情報
2019年7月に撮影した動画→こちら(1:28~)
銘苅子(文化デジタルライブラリー)→こちら
キーワード:めかるしー,めかるしい,スグルクガー,おもろまち,新都心
住所:沖縄県那覇市銘苅2丁目10
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