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首里城再建の様子(2020/03/21)

首里城の火災から5ヶ月が過ぎました。
結局、出火原因は解明できずに、2020年1月29日をもって捜査は終了し、現在は再建に向けて動き出しています。
有識者委員会(高良倉吉琉球大名誉教授ら)は、スプリンクラーの設置や貯水槽の地上設置を検討しているようです。

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桐油

沖縄総合事務局「前回復元時の概要」によると、古文書「百浦添御殿普請付御絵図并御材木寸法記(1768年)」に「桐油朱塗り」と記載されていたことから、前回の復元の際に「桐油」を使用したそうです。※百浦添御殿とは首里城正殿のこと。

火災後の初期報道では、その桐油が「火の勢いを強めた可能性がある」と報じられていました。
しかし、第1回首里城復元に向けた技術検討委員会の議事概要には、「漆塗装に使われている桐油が延焼の一因との報道があるが、正殿と北殿との間に焼け落ちている柱があり、赤い塗膜がしっかり残っている。漆塗膜がむしろ木材柱を炎から守ったと言え、漆塗りは防火に役立つと発信して欲しい」とあります。
第2回~第3回検討委員会のヒアリングでは、「桐油は調達が可能」と記されていることから、再建でも使用されると思われます。

「漆塗膜がむしろ木材柱を炎から守った」とは、漆なのであって、桐油も一役買ったのか?などと疑問が湧きますが、門外漢の僕が適当に発信してはいけないと思うので、専門家の意見を信じましょう。

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写真集

↑2020/2/29撮影

↑2020/3/21撮影

↑2020/2/29撮影

↑2020/3/21撮影

↑養生された大龍柱

GW期間中には、一般公開する予定らしいので、見に行きたいと思います。

記事中の情報

2019/11/01更新:【写真】在りし日の首里城正殿
2019/10/31更新:首里城の火災
2019/04/04更新:2014年に撮影した首里城
2019/03/03更新:首里城御内原が復元された
キーワード:首里城再建,首里城の写真,琉球王国,御百浦添,うーちばら,首里の大奥

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この記事を書いた人
まぁびぃ

ハンドルネーム:まぁびぃ。
1995年1月30日、沖縄県那覇市出身。
2007年から2017年までは、Amebaでブログ運営をしていました。
現在は、WordPressで運営しています。
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