スポンサーリンク

IT津梁まつり2019−ANA AREA 浦添

テクノスポーツHADOの体験ブース

スポンサーリンク

IT津梁まつりとは?

IT津梁まつりとは
小学生から大学生まで幅広い世代の学生やその保護者、県内企業が大集合する沖縄最大級のIT体験イベントです。
県内の情報技術系学科を有する学校や県内IT企業が出展し、ITを使った取り組みを紹介・展示するほか、様々なIT体験コーナーが設けられています。

引用: 沖縄県「IT津梁まつり2019のお知らせ」

僕も高校3年生の時(2013年)Androidアプリを製作し学校ブースで出展しました。
沖縄の方言や文化を出題する簡易的なクイズアプリで、数個の選択肢から正解を選ぶ内容でした。(当ブログの趣旨と近い気がする)
確かEclipseで開発したはず・・・。

ということで本題へ行く前に「IT津梁まつり2013」の写真があるので紹介します。

スポンサーリンク

IT津梁まつり2013

↑2013年は沖縄コンベンションセンターが会場

↑学校ブース

↑サイバーエージェント系も出展してた

2019年は?

さて、昔話はこれぐらいにして本題の「IT津梁まつり2019」
今年の会場は「ANA AREA 浦添」・・・ってどこ?
2018年10月から浦添運動公園の命名権を全日空が取得し、関連する施設名が変わりました。「ANA AREA 浦添」とは浦添市民体育館のことです。
まだこの名前には違和感がありますね(汗)

開催期間は2019年1月18日と19日の2日間。
今年はIT業界の最前線で活躍している沖縄県出身の工学研究者玉城絵美さんによる基調講演や自動運転車の試乗、ARを用いたテクノスポーツである「HADO」、今話題のe-Sportsの体験コーナーなどが目玉です。
ってことで1月19日土曜日に見学へ行ってきました。

docomo5G

↑docomo5Gデモバス

↑4Kカメラが3台搭載されている

このデモバスは日本に1台しかないらしい。
バス内部は、前面に7K、左右両側面に3Kのスクリーンが設置されています。
4Kプロジェクター4台と5.1chサウンドで臨場感ある空間が体験できます。
詳しくは動画を見てください。

沖縄では5G分野が多少盛ん。
ドコモは、東京・大阪に次いで国内3箇所目となる5G実験環境施設「ドコモ5GオープンラボOKINAWA」を2019年1月9日に那覇市内に開設しました。
またKDDIも2018年6月に、5Gを活用した自由視点リアルタイム配信実験をセルラースタジアム那覇で行いました。→詳しくはこちら

ラスベガスで行われたCES2019でも、5G対応の端末やルーター、応用技術の展示が多く見受けられたそうで、世界的にも導入が進んでいる次世代移動通信システムです。

そもそも5Gとは
国際電気通信連合(ITU)で承認された内容では、下り最大20Gbps/上り最大10Gbpsの通信速度を目指すとしています。

引用: 総務省「新世代モバイル通信システム委員会 技術検討作業班における検討状況」

現行のLTEや4Gの数十倍以上の通信速度です。
東京オリンピック・パラリンピックに向けて日本でも導入が進んでいるので、2020年に向けて低遅延の高速移動通信が体験できるようになっていきます。まぁ理論値ですけどね。

日産リーフ

日産リーフのプロパイロットパーキング(自動駐車)体験も人気でした。
IT津梁まつりのホームページには「先進の自動運転を体験!」と掲載されていたので楽しみにしていましたが、実際は「自動駐車システム」の体験。確かにすごい技術だけどガッカリ。
詳しくは動画を見てください。

沖縄は自動運転実証実験も盛んです。
2017年3月、南城市あざまサンサンビーチ周辺で全国初となる公道でのバスの自動運転実験が開始されました。→詳しくはこちら
2019年1月には、那覇空港から豊見城市までの往復約18kmの公道を大型路線バスによる自動運転実験が開始されたばかりです。→詳しくはこちら
その他の県内市町村や離島でも同様な実験が行われています。(予定含む)

那覇市は県庁所在地の中で全国ワーストの交通渋滞が発生しています。
理由は過度な車社会などが原因で、通勤時刻と帰宅時刻の交通渋滞はバンコクの如く酷い。
また、公共交通機関の手薄さやバス利用者減少も原因にあげられ、ゆいレールの平均乗車率は120%、便によっては170%以上となっています。(入域観光客数増加等も要因)
解消に向け路面電車導入(LRT)臨港道路浦添線開通、道路拡張工事などが行われていますが、まだまだな印象です。
これを受け内閣府も「沖縄次世代都市交通システム(Okinawa-ART)」の検討に入っており、その一環でバスの自動運転実証実験が盛んなのです。
まぁ、Okinawa-ARTが成功するかは分かりかねますがね。

世界的も自動運転分野は盛んで、特によく見聞きするのはGoogleやUber、Teslaといった企業でしょうか。
アメリカでは死亡事故が数件起き色々議論がありますが、まだまだ実験段階の技術です。
いずれやってくるパラダイムシフトで「自動運転の方が安全」となる世界を楽しみにしています。なぜなら僕はペーパードライバーですから(笑)

玉城絵美さん

H2L共同創業者の玉城絵美さんが1時間の基調講演を行いました。沖縄県北谷町出身のエンジニアです。
多岐にわたる内容だったので一言で要約すると、触感や動きを共有するシステムを作っているとのこと。
触感や動きといった情報を人とコンピューター間で相互伝達することができ、人同士でも伝達可能とのこと。
5Gを活用して遠距離の他人とリアルタイムで繋ぎ、疑似体験が可能になるそうです。(講演では沖縄のカヤック体験を東京で疑似体験してる様子が紹介された)
今後はdocomoと連携し実用化に向けて取り組んていくそうです。→詳しくはこちら
その他にも自分の生い立ちや学生に向けてのメッセージなどいい内容の講演でした。

その他

各企業や学校の展示もそれなりによかったが、特筆すべき展示は特にないかな。
テクノロジー系ニュースを注意深く確認している人にとって見れば、見飽きた展示ばかりかも。

記事中の情報

IT津梁まつりHP→こちら
沖縄県「IT津梁まつり2019のお知らせ」→こちら
ANA ARENA 浦添(浦添市民体育館)→こちら
住所:沖縄県浦添市仲間1丁目13−1

スポンサーリンク
誤字脱字の指摘はこちらまで
スポンサーリンク
イベントレポート写真動画
記事をシェアする
PayPayや銀行振込でサポートする
投げ銭をする
この記事を書いた人
まぁびぃ

ハンドルネーム:まぁびぃ。
1995年1月30日、沖縄県那覇市出身。
2007年から2017年までは、Amebaでブログ運営をしていました。
現在は、WordPressで運営しています。
詳しいプロフィールはこちら

購読する

コメント

タイトルとURLをコピーしました