2020年11月4日、14時から16時まで「首里城赤瓦の漆喰はがしボランティア」に参加してきました。
約2時間で8枚の瓦をキレイにしました。
写真
刃がついたコテで大部分の漆喰を削ぎ落とし、細かい部分はワイヤーブラシで擦る手順。
瓦1枚につき、10~15分くらいの時間を要します。
一番疲れる作業がワイヤーブラシで擦る作業。溝部分の漆喰を取るために結構擦らないといけません。1時間も経てば、腕がヘトヘトになります。
また、この日は風が強かったので、剥がした漆喰の破片が風で巻き上げられて体中が砂埃まみれになりました。
そんな思いでキレイにしても、その後の打音検査で使えない瓦と判断されることもあります。
使えない瓦は、「瓦石垣」や公園や学校の花壇として再利用するそうです。
龍柱
龍柱は下之御庭に仮設されたプレハブ内に移動され、修復作業が進められていました。
あまりいい表現ではないのですが「生首状態」。
至るところに傷が確認でき、エポキシ樹脂(接着剤)で補修されています。
復興展示室
僕がキレイにした瓦が、再建される首里城の一部として復活すると思うと嬉しい。
いい体験をしました。
記事中の情報
首里城赤瓦の漆喰はがしボランティア実施について|沖縄県→こちら
首里城復興イベントについて|沖縄県→こちら
首里城公園→こちら
瓦漆喰はがしボランティアについて→こちら
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