当ブログでたびたび取り上げてきた「真和志線街路事業」。
旧松川内科小児科〜沖縄工業高校付近の事業地域では、最近から活発な工事が行われています。
写真集
那覇市議会答弁
西中間久枝議員:(前略)都市計画道路真和志線の工業高校前バス停整備についてです。工業高校前バス停ですが、1枚目の写真をお願いいたします。(モニター使用)
道幅が狭く、交通量もとても多い道路になっています。歩道もほとんど確保されていません。
次の写真をお願いいたします。(モニター使用)
バス停を利用されている方から、乗り降り時、段差があり、石がゴロゴロしていて足場がとても悪く、高齢者の方からは、杖だと転びそうで怖いとの声がありました。写真ありがとうございました。
また、雨が降ると水が跳ねるため、もう少しよけるスペースがあれば助かるなど、多くの地域の皆さんの声があります。近くには小学校、高校があり、通学路にもなっています。当局の対応を伺います。
都市みらい部長:ご質問の工業高校前バス停部分につきましては用地取得済みですが、周辺の用地取得が進んでいないため未整備で、段差がある状態となっております。そのバス停付近の段差を解消するため、年度内に暫定的な舗装等を行い、良好な歩行空間を確保する予定としております。
西中間久枝議員:真和志線の今後の計画はどうなっているのかを伺います。
都市みらい部長:真和志線につきましては、これまで実施設計、物件調査や用地取得を進めており、一部区間については工事に着手しております。
令和2年度は、今年度に引き続き用地取得及び建物等の補償を進め、用地取得済みの一部区間について、拡幅整備を予定しております。
事業は、令和4年度までの認可期間となっておりますが、予算の確保や用地の取得状況等から期間の延長を考えております。
今後とも予算の確保、地権者や地域の皆様方のご理解とご協力を賜りながら、早期完成を目指して鋭意取り組んでまいります。
平良識子議員:(前略)真和志線街路事業について。
後回しにされております真和志線街路事業は、那覇市道初の自転車道を整備する予定であり、隣接する小学校、高校への安全な交通歩行空間アクセスの確保、住宅密集地における周辺地域の渋滞緩和解消に資する重要な道路整備事業であります。
進捗状況及び今後のスケジュールはどのようになっているのか伺います。
都市みらい部長 :都市計画道路真和志線につきましては、平成23年5月に都市計画決定を行い、平成24年度から事業に着手し、詳細設計や用地取得を進めており、用地取得が完了した一部区間につきましては工事を行っております。
令和2年度末時点での事業の進捗率としましては、事業費ベースで約57%となっております。
今後は、早期の事業完了を目指して、国や県と協議を行いながら予算の確保に努め、地権者や関係権利者の皆様の御理解と御協力をいただきながら、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。
工業前バス停から旧松川内科小児科周辺は、歩道が改善されそうです。
記事中の情報
那覇市役所道路建設課「真和志線」→こちら
2019/04/13更新:「真和志線街路事業について那覇市は周辺住民に対し説明不足だ」
2019/09/28更新:「真和志線街路事業は今後も停滞気味?」
キーワード:真和志線,市道繁多川松川線,神原識名線,那覇市広域都市計画,松川小学校,沖縄工業,道路拡張,3・4・那88号真和志線,道路行政
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